前回からのつづきです。
現実を知り、人生の解像度を上げる
変化の激しい時代に生きる人間は、いくつかの重要な問いに向き合わなくてはならない。「私はどのような職に就くのか」「どのようなスキルが必要になるのか」「どのようなキャリアを築くのか」「老いるとはどういうことなのか」といった問いだ。-LIFE SHIFT 2〜100年時代の行動戦略〜より-
人は、夢を叶えるチカラよりも恐怖や危機から逃れるチカラの方が強いと思っている。
なので、できる限り最悪のシナリオを思い浮かべて解像度を上げることが、これからの人生をより良い方向に進ませる原動力になるのです。
ちなみに…この場合の解像度とは
この本ね!まだの方はぜひ!!
動画のリンクも貼っておきますが、要約動画だけでなく必ず本を読みましょう。それこそ、本を読まなければ解像度は上がりません!!
これから一体どんな未来が
待ち受けているのか?
平均寿命がますます長くなることで、様々な問題が降りかかって来ます。そのひとつひとつを把握して、今準備しなければ、恐ろしい未来が待ち受けているということをまずは知らないといけません。
他人事ではなく、あなた自身のことなのですから…
① 超高齢社会→若い世代の負担?
2023年、とうとう50歳以上が人口の50%を超えました。現役世代2人で1人の高齢者を支える時代ですが、この割合は2050年には1.4人で1人の高齢者を支える予測になっています。
このことから、高齢者を支える様々な社会保障が破綻していくことが予測されています。
「不安よね〜」なんて呑気に世間話している場合ではありません。
② 医療費→保険制度の破綻
医療費はこの30年で2倍以上になり、昨年には、年間1兆8千億円も増加しています。
がん、脳卒中、糖尿病、高血圧など、老化が原因の重大な疾病はますます罹患者が増加。
平均寿命が伸びた分だけ、治療期間が長くなります。
保険制度が破綻したら?
ぽっくりいけばいいのだけれど、そう簡単には死なない。自費診療でどこまでお金をかけられるか?が問題になります。
入院もできないから自宅で家族が看護する?
それぞれの人生、生活があるから、
みんな働かなくてはならない。
家の中でひとり苦しみながら、病と闘う覚悟はありますか?
自営業の方は、もらえる年金額はお小遣い程度しかありませんが…ご存知でしたか?(表は年額ですよ!)
また、厚生年金も支払った期間とその期間の給与に比例します。月給50万円、40年払い続けてようやく月に10万円もらえるかどうか。
これらは平均寿命が男性81歳、女性87歳の「現在」であって、高齢者の割合がますます増え、平均寿命が伸びていけば、当たり前に支給額は下がっていきます。
生活もままならず、医療費も払うことができない。
いくらか貯蓄があったとしても、それも長生きすればあっという間に尽きてしまう。
それが私たちの老後です。
④ 貧困と孤独死
このまま、目を背けて「普通」に生きていたら?
他人事ではないのです。
普通の延長線に、この未来が待ち受けているのです。
本当によく考えて!
YouTubeで「孤独死」で検索してみてください。
ここにリンクを貼ることが苦しいくらいのサムネイル画像で溢れています。
自分は大丈夫って言える?
その根拠はどこにある?
もう、人生を変えるしか
この恐怖の未来から逃れる方法はない!!
しっかりと心に焼き付けてください。
辛いけど、これが真実なのです。
つづく↓
このブログテーマは連載です。
ここからご覧いただいた方は最初からぜひ!↓